きものコラム
お手入れに出したのに、いつの間にかシミがついてしまった!?お手入れ後の着物を美しく保つには
いつもDONファミリーにお越しくださりありがとうございます(^^)
今日は、着物を持っている皆さまがよくお悩みの
大切にしまっていた着物に、シミが・・
ということを防ぐためのお話をしたいと思います!
大切にしまっていたのに、どうしてシミがついてしまうの??
着物に、持ち主の方も気づいていなかったシミが付いていることが多々あります。
DONスタッフ「すみません、着物のここに、シミがついておりまして」
お客様「えっ?あら、本当だ!ずっと着ないで、大切にしまってあったのに。どうして?」
という会話が、DONファミリーの買取カウンターでは、よく交わされます。
実は、着物は
大切にしまっておくより、時々袖を通してあげたほうが、絶対にいいのです。
大切にしまっていたのに、シミがついた
というよりは、
大切にしまいすぎて、シミがついてしまった
というほうが、正しいかもしれません。
着物は、時々袖を通してあげたり、せめて年に1度は虫干しをしておけば、かなりのトラブルを防ぐことができます。
お手入れに出したのに、シミやカビが?
着物を着て、悉皆屋さんなどへお手入れに出した後に片づける方も多いと思います。
お手入れに出して戻ってきたとき、着物の身頃や衿、袖などに、
悉皆屋さんが紙を挟み込んで返してくれる時がありませんか?
皆さんは、その紙をどうしているでしょう。
何となく、紙を挟んだそのままにして、タンスへGOしていませんか?
実は、着物の保存にはNGなのです!!
お手入れの後、紙をそのままにして数年間保管、結局着ないので
DONファミリーへ買取りに出してくださる方がよくいますが
その紙のせいで、着物にシミやカビが発生していることが多いのです。
せっかくお手入れに出したのに、それが原因でシミやカビになるなんて
とってもショックですよね?
着物に挟まれた紙は、保管のためのものではなかった!
お手入れから着物が戻ってきたとき、紙がはさんであると、何となく
「この紙は、保管に必要なものかもしれないから、そのまま取っておこう」
と思いがちですよね。
何か、お手入れした!っていう高級感も感じますし(私だけでしょうか)
実は、この紙、着物の保管のために入れられたものではないのです。
この紙は、着物を輸送するときに、シワを防ぐためのもの。
着物が自宅に戻ったとき、その役目を終えてしまっているのです。
だから、お手入れされた着物を受け取ったら、すぐに取ってしまうのが正解!
紙は、湿気を呼ぶ!!
着物に紙をはさんだままにしておくと、紙が湿気を吸い取ります。
着物の湿気を吸い取ってくれるんなら、いいじゃないの・・と思いますが
もちろんそんな都合よくは行かず、湿気を吸い取った紙がカビなどを発生させ
着物を道連れに、ダメになってしまうんです。
着物トラブルの多くは、長期間保管して湿気にさらされたことによります。
着物を包んでいるたとう紙は、湿気から防いでくれますが、
たとう紙も、長年そのままにしておくと、だんだん湿気を吸ってカビの温床に。
長年、着物買取りをしていてはっきり言えるのは
ボロボロになったたとう紙に入っている着物は、たいていシミやカビの温床になっています。
着物を長持ちさせるために、定期的にたとう紙も新しいものに交換しましょうね。
こまめにチェックして、楽しい着物ライフを
いかがでしたか?
せっかく着物を大切にするためにお手入れに出して、
かえってカビが発生するなんて・・・悲しすぎますね。
正しいケアで、着物を長持ちさせましょう。
まずは、しまってある着物に、紙ははさんだままになっていませんか?
たとう紙は、傷んでいませんか?
ぜひチェックしてみてくださいね☆
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着物の着付け、お仕立て、丸洗いも承ります。着物のことはお任せ!
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